鳥取県園芸試験場で30年かけて開発され、平成25年に農林水産省に品種登録された生育が旺盛で形質に優れた緑化用のシバです。
グリーンバードJの名称は鳥取県の優れた芝から育成されたことからグリーンバードとし、Jは学名のZoysia japonica (和名 シバ)を象徴して命名されました。
特徴は、優れた地下茎を持つため、擦れ切れ抵抗性が高いこと。障害からの回復が早いこと。水要求度が低いこと。
従来のノシバより葉が狭く緑色もきれいなこと。耐病性(葉腐病)に優れることなどがあります。
校庭、園庭やスポーツグラウンド、芝生広場など、芝生の上での運動やレクリエーションに適する強く美しい芝で、実績もこのようなところに多くあります。
昭和59年品種育成のため鳥取県内50個体採取し3世代にわたり交雑を繰り返し500個体から50個体を選抜。こののち耐病性(葉腐病(ラージパッチ))個体を選別育成し3品種に絞り込み、最も優れたものを平成20年に品種登録申請し平成25年に品種登録になりました。
足かけ30年あまりかけて世に出た素晴らしい品種です。
※ 鳥取県より権利を得ています。